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私は28歳のときにWeb制作スクールに3ヶ月通い、そこからデザイナーとして転職しました。
当時は通学とオンラインのどちらにするか、かなり悩んだ記憶があります。
今はマネージャーとして採用や面接にも関わっていて、両方の学び方を経てきた人たちのその後も見てきました。
その経験をもとに、通学型とオンライン型の違いを整理してみます。
学習効果の違い
通学型のメリットは、その場で講師に質問できる緊張感と、隣に人がいる環境そのものです。
私が通っていたスクールも通学型で、分からないところをすぐに聞ける安心感は大きかったです。
一方でオンライン型は、自分のペースで繰り返し動画を見返せるという利点があります。
理解が早い分野は飛ばして進み、苦手な部分はじっくり時間をかけるといった調整がしやすいのが特徴です。
ただし、オンラインは自分から質問しに行く姿勢がないと、疑問を放置したまま先に進んでしまうことがあります。
通学型は環境が強制的に質問を引き出してくれますが、オンライン型は自分で環境を作る必要がある、という違いだと感じています。
費用面の比較
一般的に、通学型は教室の運営コストがかかる分、オンライン型より受講料が高めに設定されている傾向があります。
また通学型は交通費や、場合によっては近くに引っ越すコストまで発生することもあります。
オンライン型はその点、地方在住でも追加コストなく受講できるのが大きな強みです。
費用だけを見るとオンライン型に分があることが多いですが、サポートの手厚さとのバランスで総合的に判断する必要があります。
受講料だけでなく、通学にかかる時間や交通費、教材費まで含めたトータルコストで比較してみてください。
見えにくい部分に差が出ることがあります。
継続しやすさという観点
私が現場で建築の仕事をしていた頃を思い出すと、決まった曜日に決まった場所へ行くという通学型のリズムは、生活の中に学習を組み込みやすい面がありました。
一方でオンライン型は、仕事のスケジュールが不規則な人や、残業が多い人にとっては、隙間時間に学習できる柔軟さが強みになります。
継続しやすさは、その人の生活リズムとの相性次第だというのが、私の実感です。
働きながら学ぶ場合、通学の移動時間自体が負担になることもあります。
仕事終わりに教室まで通う体力が確保できるかどうかは、事前に冷静に考えておいた方がいい部分です。
採用側から見た通学組とオンライン組の違い
面接に関わる立場になってから感じるのは、通学型かオンライン型かという経歴そのものよりも、学習期間中にどれだけ手を動かし、成果物を作ったかの方がずっと重要だということです。
通学型出身だからといって実務力が高いわけではなく、オンライン型出身だからといって不利になるわけでもありません。
ただ、オンライン型出身の方には、面接で「なぜその学習方法を選んだのか」「継続のためにどんな工夫をしたか」を聞くことが多く、そこでの答えの具体性に差が出ることはあります。
採用側は学習形式そのものより、学習を継続できる自己管理力があるかを見ています。
オンライン型を選ぶ場合は、その点を面接でどう伝えるか意識しておくと良いです。
働きながらの人にはどちらが現実的か
正直なところ、フルタイムで働きながら学ぶ場合、オンライン型の方が現実的なケースが多いというのが私の見立てです。
理由は単純で、通学のための移動時間を確保すること自体が、仕事と学習の両立において大きな負担になるからです。
私自身、日曜しか休みがない環境で学んでいた経験があるので、時間の制約がある人にとってオンラインの柔軟さがどれだけ助かるかは想像がつきます。
ただし、オンライン型を選ぶなら、フィードバックを受けられる仕組みや、質問しやすい環境が整っているかは必ず確認してください。
柔軟さだけを求めて放置型のオンラインスクールを選んでしまうと、結局挫折してしまうリスクが高まります。
向いている人のタイプを整理する
ここまでの内容を踏まえて、どんな人がどちらに向いているかを整理してみます。
通学型が向いているのは、自宅だと集中できない人、決まった環境に身を置くことでやる気を維持できる人、そして近くに評判の良い教室がある人です。
強制的にでも学習時間を確保したいタイプの方には、通学型のリズムがうまく作用することが多いです。
オンライン型が向いているのは、仕事のスケジュールが不規則な人、地方在住で近くに教室がない人、そして自分でスケジュールを管理する自信がある人です。
私自身、日曜だけの休みという制約の中で学んでいたので、時間を自由に組み替えられるオンラインの柔軟さには何度も助けられました。
ただし自己管理が苦手だと感じる方は、オンライン型の中でも伴走型のサポートが手厚いスクールを選ぶことをおすすめします。
「決まった時間に決まった場所へ行く方が続けられるか」「自分のペースで進める方が続けられるか」を一度考えてみてください。
この答えが、通学型かオンライン型かを選ぶ大きなヒントになります。
Q. 通学型の方が就職に有利ということはありますか
就職の際に重視されるのは学習形式そのものではなく、ポートフォリオの完成度や、面接での受け答えです。
通学かオンラインかによる有利不利は、私が採用に関わってきた中でもほとんど感じたことがありません。
Q. 両方のいいとこ取りはできますか
最近は通学型でもオンラインでの質問対応を併用しているスクールや、オンライン型でも定期的な対面イベントを開催しているスクールもあります。
気になるスクールがあれば、どちらか一方に決めつけず、両方の要素を持つコースがないか確認してみるのもおすすめです。
Q. 途中で通学からオンラインに切り替えることはできますか
スクールによって対応は異なりますが、体調やライフスタイルの変化で切り替えを認めているところもあります。
入学前に、途中変更が可能かどうかを問い合わせておくと安心です。
私が転職活動をしていた頃、通学型のスクールで一緒に学んだ仲間とは今でも連絡を取り合っていて、業界の情報交換をする関係が続いています。
このような横のつながりは、通学型ならではの副次的なメリットだと感じます。
一方でオンライン型でも、コミュニティ機能やSNSグループを活用すれば、同じような横のつながりを作ることは十分可能です。
形式にこだわりすぎず、自分がどちらの環境でより本気になれるかを基準に考えてみるのがいいと思います。
通学型とオンライン型、どちらが優れているという単純な話ではなく、自分の生活リズムや性格との相性で選ぶのが一番だと感じています。
働きながら学ぶ方には特に、時間の融通が利くオンライン型が現実的な選択肢になりやすいですが、サポート体制の確認は忘れないでください。
迷ったときは、両方のスクールの説明会や無料相談を受けてみて、自分に合う方を選んでみてください。
私自身、当時は説明会をいくつも回って比較検討したことで、後悔のない選択ができたと感じています。
実際に話を聞いてみることで、資料だけでは分からない雰囲気や相性が見えてくるはずです。
どちらを選んでも、続けられる仕組みを自分で用意できれば結果はついてくると思います。


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