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建築現場からデータ入力の仕事を経てIT・Web業界に転職し、Web業界に入ってから10年ほどが経ちます。
振り返って「良かったこと」と「大変だったこと」を、正直にまとめてみます。
建築業界で働いている方が読んでくださっているかもしれないので先にお伝えしておくと、建築業界そのものを否定する意図はまったくありません。
良かったこと
建築現場の頃は、現場が変わるたびに家を出る時間もバラバラでした。
今は土日休みで、毎日同じリズムで働けること自体が大きな価値だと感じています。
肉体労働から離れたことで、身体への負担が大きく減りました。年齢を重ねても続けやすい働き方だと感じます。
雨の日の現場作業や、夏場の炎天下での作業がなくなり、体調管理がしやすくなりました。
大変だったこと
肉体労働とは違う種類の疲れ方があります。頭を使い続ける仕事に慣れるまで、最初は苦労しました。
ゼロからのスタートに近い感覚だったので、プライドを一度リセットする必要がありました。
未経験からの転職だったため、転職直後の年収は前職より下がりました。
ただし、経験を積むにつれて年収は着実に上がっていったので、長期的に見れば納得できる選択でした。
建築業界の経験がWeb業界で活きた瞬間
意外だったのは、ブラックな環境がスタートだったからこそ、多少の忙しさが苦にならない精神的な耐性がついていたことです。
見習いの立場で先輩の現場を回っていたので、自分の現場を管理していたわけではありませんが、厳しい環境を経験したこと自体が、その後の仕事への向き合い方に影響していると感じています。
それでも転職して良かったと思う理由
環境を変える決断は簡単ではありませんでしたが、「変えたい」と思った時点で行動したことが今につながっていると感じています。
よくある質問
Q. 建築業界の経験は転職活動でアピールできますか?
できます。
現場でのコミュニケーション能力や体力、責任感の強さは、面接でもポジティブに評価されるポイントです。
Q. 年収が下がることに抵抗がある場合はどうすればいいですか?
転職直後の年収だけでなく、3年後・5年後にどう年収が推移するかの実例を、あらかじめスクールや転職エージェントに確認しておくと納得感を持って判断しやすくなります。
建築業界時代の人間関係とWeb業界の人間関係の違い
建築現場では、上下関係がはっきりした縦のコミュニケーションが中心でした。
Web業界に入ってからは、職種を超えたフラットなコミュニケーションが求められる場面が多いことに、最初は戸惑いを感じました。
慣れるまでに時間はかかりましたが、この経験は今のマネジメント業務にも活きています。
転職して初めて気づいた「見えない仕事」の価値
建築現場では、成果物(建物)が目に見える形で残ります。
一方Web業界の仕事は、裏側の仕組みや保守性など、目に見えにくい部分の価値が評価される場面も多く、最初はその評価軸の違いに慣れる必要がありました。
家族の反応と、実際に伝えたこと
転職を決めたとき、家族には正直不安な顔をされました。
収入が一時的に下がる可能性を隠さず伝えたことで、後になって「聞いていた通りだったから安心できた」と言ってもらえたのは良かった点です。
不安要素ほど、事前に共有しておくことが信頼関係を保つコツだと感じています。
今、建築業界で働く人へ伝えたいこと
建築業界そのものを否定するつもりは全くありません。
環境を変えたいという気持ちがあるなら、行動すること自体に価値があると伝えたいです。
私自身、今の環境に不満がなければ、転職という選択をしていなかったと思います。
Q. 建築業界からの転職で、一番役に立った前職の経験は何ですか?
具体的なスキルというより、厳しい環境で働いた経験そのものです。
多少の忙しさやトラブルがあっても動じにくくなった精神的な耐性は、Web業界に入ってからも支えになっています。
Q. 未経験からの転職で一番きつかった時期はいつですか?
入社後3ヶ月ほど、実務のスピード感についていけなかった時期が一番きつかったです。
その分、乗り越えた後の成長実感も大きかったです。
体力面の変化を振り返る
建築現場時代は1日中体を動かす仕事でしたが、デスクワーク中心になった今は、意識的に運動を取り入れないと体力が落ちてしまうという新しい課題も出てきました。
環境が変わったことで得たものもあれば、新たに向き合う必要が出てきたものもある、というのが正直な実感です。
今の自分から、転職前の自分へ伝えたいこと
もし当時の自分に声をかけられるなら、「不安になるのは当然。でも動かなければ何も変わらない」と伝えたいです。
迷っていた時間も含めて、今振り返れば必要なプロセスだったと感じています。
建築業界での経験がキャリアの軸になった理由
振り返ってみると、建築現場での経験は単なる「異業種の経歴」ではなく、厳しい環境でも踏ん張れる精神的な土台の原点になっていると感じています。
畑違いの業界に見えても、厳しい環境を一度経験したことは、業界を超えて役立つものだと実感しました。
転職を決意してから実際に動き出すまでの葛藤
「変わりたい」と思ってから、実際に一歩踏み出すまでには、正直かなりの時間がかかりました。
「今の生活を手放すことへの怖さ」と「このままでいいのかという焦り」がせめぎ合っていた時期です。
最終的に背中を押してくれたのは、「今動かなければ、この迷いは一生続く」という単純な気づきでした。
建築業界からの転職を考えている人へ伝えたいこと
もし今、同じように環境を変えたいと感じているなら、いきなり大きな決断をする必要はなく、まず情報収集から始めればいいと思います。
無料相談を受けるだけでも、今まで見えなかった選択肢が具体的に見えてきます。
Q. 転職を後押ししてくれたきっかけは何でしたか?
「今のままでいいのか」という漠然とした焦りが積み重なった結果、無料相談に申し込んだのが最初の一歩でした。
小さな行動が、その後の大きな変化につながりました。
今のマネージャー業務に建築業界の経験がどう活きているか
現在はプライム上場企業でクリエイター陣をまとめる立場にいますが、建築現場という厳しい環境で身につけた「多少のトラブルでも動じない姿勢」が、今の仕事にも活きていると感じます。
建築現場では、天候や資材の到着状況など、自分の努力だけではコントロールできない要素が多くありました。
その経験があるからこそ、Web業界でも予定通りに進まないことを前提に、余裕を持ったスケジュールを組む癖がついています。
異業種からのメンバーを迎える側になって気づいたこと
今はチームに異業種出身のメンバーが加わることも多いのですが、自分がかつて感じた不安や戸惑いを覚えているからこそ、声をかけるタイミングが分かるようになりました。
「分からないことを聞きにくい空気」を作らないよう意識するのは、自分自身が未経験だった頃の経験があってこそだと思います。
異業種からの転職は、転職した本人だけでなく、後から同じ立場の人を迎える側にとっても財産になると実感しています。
異業種からの転職者を積極採用している企業やチームでは、未経験入社の先輩がメンターにつくケースも増えています。
転職先を選ぶ際は、そうした受け入れ体制が整っているかどうかも確認しておくと安心です。
Q. 建築業界出身であることは、マネジメントの立場になっても武器になりますか?
なります。
厳しい環境で働いた経験そのものが、多少のトラブルに動じない土台になっていますし、異業種出身のメンバーの気持ちに寄り添える点も、自分ならではの強みだと感じています。
まとめ
異業種への転職は、体力的にも精神的にも負担がありますが、環境を変える価値は十分にあると感じています。


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