履歴書・職務経歴書にプログラミングスクール歴は書くべき?採用側の本音

不安解消

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採用面接に関わっていると、履歴書や職務経歴書に「〇〇プログラミングスクール卒業」と書かれているものをよく目にします。
一方で、あえて書かずに応募してくる方もいて、そのたびに「これは書いた方がいいのか、書かない方がいいのか」という質問を受けることがあります。
私自身もスクール卒業生として書類を出した経験があるので、そのときの視点と、今採用する側として見ている視点の両方からお話しします。
これから応募書類を作る方の参考になればうれしいです。

結論、基本的には書いた方がよい

先に方向性をお伝えすると、多くの場合はスクール歴を書いた方がプラスに働きやすいと感じています。
理由は、未経験からどのように学び、行動してきたのかという経緯を伝える材料になるからです。
特に職務経歴書は、これまでの経験だけでなく「今後どう伸びていきそうか」を判断する材料としても見られているので、学習の経緯を書いておくことは基本的にプラスに働きます。

ただし、書き方次第で好印象にも逆効果にもなるという点は注意が必要です。
ただ「〇〇スクール卒業」とだけ書くのと、そこで何を学び、どんな成果物を作ったのかまで書くのとでは、伝わる情報量がまったく違います。

ℹ️ 補足

職種や応募先の業界によっては、スクール歴よりも実務経験や資格を重視するところもあります。
とはいえ、経歴を隠す必要はなく、聞かれたときにきちんと説明できる状態にしておくことが大切です。

好印象につながる書き方

好印象につながりやすいのは、学習期間・学習内容・成果物を具体的に書いているケースです。
たとえば「〇〇スクールにて3ヶ月間、HTML/CSS、JavaScriptの基礎とWeb制作の実践演習を受講」というように、期間と学習内容が一目でわかる書き方だと、採用側もイメージを掴みやすいです。

また、働きながら学んだ場合は、その両立の経験自体も評価材料になります。
私自身、当時の仕事を続けながら平日2時間、休日は5〜6時間ほど学習時間を確保していましたが、こうした経緯を書いておくと、時間管理能力や本気度が伝わりやすくなります。

職歴欄これまでの就業経験を時系列で記載します。
スクール歴の記載箇所職歴の合間、もしくは学歴の下に「〇〇スクール受講(20XX年X月〜X月)」として期間を明記します。
自己PR・補足欄学習内容や成果物、両立の工夫などを具体的に書き、経歴の説明を補強します。

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逆効果になりやすい書き方

一方で、逆効果になりやすいのは、スクール歴だけを書いて中身の説明がないケースです。
採用側からすると「短期間で何を学んだのか」「本当に身についているのか」が分からず、かえって不安を感じさせてしまうことがあります。

また、スクールの実績や評判を誇張して書いてしまうのも避けたいところです。
たとえば「就職率100%」といった宣伝文句をそのまま自分のアピールのように書いてしまうと、面接で深掘りされたときに説明に詰まりやすく、かえって印象を悪くしてしまいます。
大事なのは、スクールの実績ではなく自分自身が何を学び何を作ったかを伝えることです。

💡 書類作成時に意識したいこと

スクール歴を書く際は「期間」「学習内容」「成果物」「学んだことをどう活かしたいか」の4点をセットで整理しておくと、書類も面接も一貫性が出やすくなります。

職種や経歴によって書き方を変える

スクール歴の書き方は、応募者のこれまでの経歴によっても変えた方がよいと感じています。
たとえば、まったくの異業種から転職を目指す場合は、前職の経験とスクールでの学びをどうつなげて語るかが重要になります。
私の場合であれば、建築現場からデータ入力の仕事を経てWeb制作スクールに通ったので、前職の経験を直接的なスキルとしてアピールするより、環境を変える決断をしたこと自体や、作り込んだポートフォリオへの熱意を中心に説明していました。

一方、すでに関連する実務経験がある方がスキルアップのためにスクールに通った場合は、既存の経験にどう上乗せされたのかを具体的に書くと伝わりやすくなります。
「もともとの経験に加えて、スクールでこの分野を体系的に学び直した」という書き方をすると、成長意欲がしっかり伝わります。
自分の経歴のどの部分とスクールでの学びがつながるのかを、一度整理してみることをおすすめします。

面接ではこう聞かれることが多い

書類にスクール歴を書くと、面接で学習内容や取り組み方について聞かれることは珍しくありません。
私自身の経験では定型的な質問セットをされた記憶はありませんが、いずれにしても学習に対する姿勢や、困難への向き合い方を知りたいという意図で聞かれることが多いはずです。

ここで気をつけたいのは、スクールのカリキュラムをなぞるだけの説明で終わらせないことです。
「カリキュラムでこう習いました」だけでなく、「そこから自分でこういう工夫を加えました」というひと言があるだけで、主体性が伝わり印象が大きく変わります。

職歴書に書くこと自体を迷っている方へ

中には「スクールに通ったことを書くと、実務経験の浅さが目立ってしまうのでは」と不安に感じて、あえて書かない選択をする方もいます。
その気持ちも理解できますが、採用する側の視点から言うと、書かないことで生じる不自然さの方がリスクになりやすいです。
職歴に空白期間があるのに、その説明が一切ないと、面接で必ず聞かれますし、事前に書類で説明されていない分、その場での印象がすべてになってしまいます。

それであれば、あらかじめ書類の段階で簡潔に触れておき、面接ではその内容を深掘りしてもらう形にした方が、応募者側にとっても準備がしやすいはずです。
書くかどうか迷ったときは、隠すことで得られるメリットと、正直に書くことで得られる説明のしやすさを比べてみると、判断しやすくなると思います。

Q. 職務経歴書のどこにスクール歴を書けばよいですか

職歴欄の合間、もしくは職歴の後に学習歴として独立した項目を設けて書く方法が一般的です。
見やすさを優先し、期間が分かるように記載しておくとよいと思います。

Q. スクール名は具体的に書いた方がよいですか

差し支えなければ書いた方が、応募先の企業が学習内容をイメージしやすくなります。
ただし、スクール名よりも学んだ内容や成果物の説明の方が重要度は高いです。

Q. 短期間のスクールだと逆に不利になりますか

期間の長さそのものより、その期間で何を身につけ、どう行動したかの方が重視される傾向にあります。
短期間でも具体的な成果を書ければ、不利になるとは限りません。

Q. スクール歴を書かない選択もありますか

絶対に書かなければならないわけではありませんが、職歴の空白期間の説明として触れておいた方が、面接での説明がスムーズになることが多いです。

スクール歴は、隠す必要のあるものではなく、むしろ自分の学習姿勢や行動力を伝えられる材料だと感じています。
書き方ひとつで印象は大きく変わるので、期間・内容・成果をセットで整理し、自分の言葉で語れる状態にしておいてもらえたらと思います。
迷ったときは、隠すよりも正直に伝え、そこからの成長を説明できる準備を整えておくことをおすすめします。

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Q. 面接でスクール歴についてうまく話せる自信がありません。

あらかじめ「なぜそのスクールを選んだか」「学習中に工夫したこと」を自分の言葉で整理しておくと、当日焦らずに話せます。
完璧な回答を用意するより、素直に経緯を話す方が、かえって印象は良くなることが多いです。

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